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逆流

鋭い光が
頭上から背筋へと差し込み
俺はひたすら正面を凝視する
鱗を逆撫でした感触を掌に残し
汗を握る
錯乱した無機質の放つ煙に咽せ
黒い太陽が俺を照らし出す
すでに俺に影は無く
俺を動かすものすら
最早何も無い
夜に針を突き刺した罪として
俺は異なる空間に突き落とされ
たった一つの光景を瞼に残し
不動の者となるだろう

小石がひとつ
乾いた音を響かせ
闇の底へと
落ちてゆく